大寧大富新國/帝國富新ダイニンダイフータンコック/デーコックフータン |
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(紅地金天旗) |
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公用語 | 都語、胤語 | ||
首都 | 上京靜安府(トゥンキンティンアンフー) | ||
最大の都市 | 上京靜安府(トゥンキンティンアンフー) | ||
政府
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建国 | プルクーラ歴932年5月28日(設定上) | ||
通貨 | 大寧文(ダイニンヴァン) |
概要
フータン帝国はプルクーラ大陸南部に位置するヒト族の皇帝を戴く君主制国家。正式な国号は大寧大富新国、あるいは大寧であり、対外呼称として富新帝国(Empire of Phutan)と号する。
種族
多数のヒト族(プルクーリアン)と少数の亜人種とが雑居する。
邑人
フータンに居住するプルクーリアンの総称。殆どの部族はやや浅黒い肌、矮躯、黒髪黒目、団子鼻と太眉、はっきりした目元などの特徴を共有している。
富新族(フータン族)
フータンの中枢民族であり、都族(ドー)とも自称する。胤文化を受容したのち、現地諸部族でも抜きん出て強勢となった。原住地は順江流域であるが、崔朝成立以降は数世紀に渡って南下し、現在では東海岸全域に居住する。
平均的なプルクーリアンより寿命が長く、150歳近くまで生きるものもいる。
胤族(ザン族)
フータンに移住した胤人の末裔で政治的・商業的才覚に富む。
移住した時代によって大きく2種類の集団に分けられる。その内一つは北属期に流入した植民者をルーツとし、古来より統治者、あるいは高級官吏といった高位階級として君臨してきた。もう一つは船族(タウ族)と呼ばれる近年の胤帝国混乱期に亡命し、初代永興帝より南山への定住を認められた集団で、貿易商人として南部の海上交易に多大な影響力を持つ。
地理
プルクーラ大陸ウルグス州南部に位置する。全土が非常に温暖な気候で、南部は熱帯の様相を示す。国土は幽山・豊禄山脈に面する北山、太玉山脈に面する中山、慶和山脈に面する南山の三山と、歴代王朝の西征よって獲得した西涼疆、泰蘭疆、金撫疆の三疆を伝統的な地方区分(三山三疆)とするが、靖寧の改革以降はある程度細分化された。
歴史
前史
北属期
三山鼎立~北朝期
現在の白朝は後閔朝を滅ぼし、三山鼎立を終わらせた河中白氏により建国された。