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用語集

魔素(マナ)

プルクーラ世界に存在する不思議な物質。
基本的無色で無味無臭で、世界のいたるところに空気のように存在する。
濃度が高いと霧のように可視化し、あまりに高いと視界が悪くなる。
これを利用した魔法技術は長らくプルクーラの文明基礎としての役割を担ってきた。

機関(エンジン)

機械文明が利用する機械のこと。
ボイラーで発生した蒸気のもつ熱エネルギーを機械的仕事に転換する熱機関。
大量の汚染物質をまき散らすため自然とかかわりの深い魔素(マナ)との相性が悪い。
後記の「解析機関」のことをさすこともある。

解析機関

蒸気機関を原動力に動く機械式汎用コンピューター。
プログラミングによる動作が可能で、「外海の向こう」では、これによる情報革命時代を迎えている。

自動人形(オートマトン)

解析機関で作った人工頭脳を搭載したロボット。
主に運送ドローン等で使用されている。
一部の崇高な科学者は完全に人に見間違う姿と頭脳を持つオートマトンを作成することができる。

古代帝国

5万年以上前に存在したと言われる神話上の国家。
古代人が創造し、プルクーラを含め全世界を統一していた。
高度な魔法技術で空のむこう側まで飛んだり、人工の使役生命体を生み出すことが可能だったが、
使役生命体の大叛乱と、それに味方した古代人の手により分裂、衰退し滅んだと言われている。
現在の知的種族はみな、当時の使役生命体の末裔だと言われている。
各地に共通して古代帝国の伝承が残っており、当時のものと思われる遺跡が見つかることから、実在したと考えられているが、
逆に言うと口伝の伝承ぐらいしか残っておらず、その実態は謎に包まれている。
どのような統治がされていたのかは不明で、そもそも現生人類が考える「国家」という形態をとっていたのかすらわかっておらず、便宜上「古代帝国」とよんでいるにすぎない。

古代人

古代帝国を作り上げた未知の種族。
ごくまれに発見される化石から、現生人類に類似した見た目をし身長はおおよそ10フィートほどだと分かっている。伝承によると世界の外からやってきたこと、現生人類よりも高度な知性と魔法制御技術を有していた大雑把に分かっている。
彼らがどの様な社会を築き上げたのか、コミュニケーションをしていたのか分かっていない。

四大帝国

古代帝国滅亡後、5つに分割された世界の4つを支配していた4つの帝国。
神話と歴史の狭間のような存在の国で、実在は確実視されているが、後期の衰退によりその歴史の多くが失われている。古代帝国から受け継いだ高度な魔法技術を駆使し世界を分割統治していた。
成立当初から数百年間の黄金時代を迎えたが、非常に便利かつ長持ちする古代帝国魔法道具の技術力維持っができず、次第に文明が衰退していった。
技術衰退から四大帝国間の連絡は途絶し、移動手段も失われたことから世界は分断されたと言われている。

大東帝国

四大帝国の一つ。プルクーラ大陸全土とその周辺海域を領域としていた。
他帝国と密接に連携をして世界を統治し、建国から100年で人口40億人を超える黄金時代を迎えたが、他四大帝国と同様に技術衰退に見舞われ、帝国外縁部から徐々に文明が失われていった。
外縁部を独立させながらも覇権を維持していたが、蛮族の侵入で首都を破壊されると急速に衰退し、プルクーラ全土の文明を石器時代並まで衰退させてしまった。(暗黒時代)
晩年には数ある国家の1つに成り下がり、人口も数万人の小国家になりつつもかろうじて維持されたが滅亡した。

HMSディスカバリー号

四大帝国時代以降に初めて「外洋」を超えてプルクーラにやってきた船。
アレイルークス連邦王国の海軍調査庁所属の調査船。
カホール海域の無人島を測量後、たまたまいきついた大朱雀帝国で謁見。その後本国へ帰還した。

艦長:ニコラス・ウィリアムソン勅任艦長
艦種:探検用蒸気フリゲート(旧5等蒸気フリゲート)
排水量:2500トン
全長:260フィート
喫水:21フィート
推進:シップ帆走・レシプロ式1軸外輪推進
武装:24ポンド蒸気滑空砲12門 12ポンド滑空砲22門