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ハダカンボ王国

国名 ハダカンボ王国
国旗
英名 Kingdom of Haddhakahaanboo
首都 フルヌゥド(ただし王宮はヌギヌギ)
最大都市 フルヌゥド
国王 ハダカンボ13世クサナギィ
王国統一族長(宰相) ネイ・スッパダカ
公用語 特になし(事実上ダハーカ語)
主な民族 ダハーカ族
通貨 マー(Mhaa)
王国成立 プルクーラ歴150年頃

 

概要

南方地域の熱帯雨林地帯にある部族連合国家。ハダカンボとはダハーカ語で「神の国」という意味であり、神の代理である国王の総覧する国という形式となっている。

 

政治

国王を頂点にして部族長が各部族領を統治している。国王は部族長に対して優位であるがあくまで祭祀における優位である。祭政一致体制であった700年代までは国王による専制統治が為されていたが、国王が大神官を兼任しなくなり聖俗分離がなされると、部族長による合議制に移行した。ハダカンボ11世ヌギの時代に軍事的カリスマを背景に一時的に専制体制が復活したが、その後ハダカンボ12世の摂政ネイ・スッパダカが機械文明における民主主義を参考に合議体制を復活させた。

 

国王

大地母神ゼン・ラーの伴侶であり代理たる人の頂点とされる存在。全土における非常大権を持ち、その他王軍の統帥権、外交権、勅令発布権を持つ。ただしその大権行使は慣例により限定的であり、実際に行使される例は少ない。世襲制でマッパダカ王朝によって建国されて以来一族による継承が行われている。現在はマッパダカ王家と母系でつながっているスッパダカ王朝である。

国王一覧も参照。

部族長

各部族領土を統治する地方領主。かつては貴族階級のみであり、完全に世襲であったが、ハダカンボ11世の時代に世襲制が廃止され、住民の委託を受けた選挙人による入れ札で決められることとなった。選挙人による入れ札を談合と呼び、実質は地元の有力者の代表ということになるが、旧部族長時代よりは権限が弱く、また、選出される要件も、血脈ではなく武勇や才覚など、個人的能力が重視される点では伝統からの脱却が図られている。

経済

経済は旧態依然とした物々交換などが行われている石器時代の経済だが、人口が集中している地域では貨幣なども使われている。税制度は貢納という形式で行われており、任意という建前ではあるが実質は強制である。主な産業は南部では農業、北部では狩猟採集や伝統的工業などが盛ん。

文化

宗教

宗教はマタバリバ教が主に信仰されている。一部の外国人居留区ではダハーカ人を含めて異教徒も少なからず存在する。